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内包する家

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建築地：広島県東部
構造：木造二階建
敷地面積：504.48㎡（152.60坪）
延床面積： 223.16㎡（67.50坪）
 
作庭：庭屋sora*niwa 髙岡征洋
写真：貝出写真事務所 貝出翔太郎
 
 
 

 

広島県東部に計画された住宅
敷地は住宅の立ち並ぶ南面道路に広く面しており、一般的に住宅に必要とされる採光や通風を得ることは比較的容易い
しかしそれらと同時に南面道路の敷地特有の通りからの視線を避けながら、いかにして安心感を醸成するかを考える必要があった

南面に高く立ち上げた塀によって安心感を醸成しつつも閉塞感を感じることがないよう、居間を通してつながる二つの庭「南庭」「北庭」をつくり
光と風の抜ける居間は天井を高くしリズミカルな化粧梁を架けた
水平に架けた化粧梁は、２階に設けたフリースペースへと視線をいざなうように三角形へと有機的に変移していく

縦横方向それぞれへとつながる場を内包する住まいとなった

規模の大小によらずどんな住宅であっても「住まい」に求められる機能は変わらない
ここで暮らすご家族に寄りそう住まいとなることを願う

 
 
 
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