建築地:広島県三原市糸崎
構造:木造平屋建
敷地面積:356.33㎡(107.78坪)
延床面積: 87.44㎡(26.45坪)
作庭:庭屋sora*niwa 髙岡征洋
写真:貝出写真事務所 貝出翔太郎
瀬戸内海に面した斜面地の中腹辺りに位置する敷地
わずかながら日々穏やかな水面を見せてくれる海と、敷地北側には緑豊かな山林
自然を身近に感じられる敷地に立っていると、それらを生活の一部へと取り込むように計画をすることが必然のようにも感じられた
一方で生活道路が敷地の三方を囲むようにあるため、道路面からのプライバシーを確保することも必要となる
それらを両立すべくすすめた設計は、道路面からの視線を遮りつつ自然に向けて開くため、敷地形状にあわせて「くの字」に折れ曲がった建物形状での計画となった
一段下がったリビング空間からは中庭へとつながり、その先に見える景色は想い描いていたものとなった
受賞
屋根のある建築作品コンテスト2023 アーキテクトビルダー部門 優秀賞