建築地:広島県福山市草戸町
構造:木造2階建
敷地面積:162.84㎡(49.25坪)
延床面積:115.11㎡(34.82坪)
作庭:庭屋sora*niwa 髙岡征洋
写真:貝出写真事務所 貝出翔太郎
福山市を流れる芦田川からほど近い場所にあり、北面西面は建物に囲まれるが南面には近隣企業の駐車場が、そして東面には一面田んぼが広がり適度な抜け感のある敷地
東西に細長い敷地形状であり、南面の駐車場には将来的に建物が建つことも少なからず視野に入れての建物計画となった。
平面方向への開放感のみでなく縦方向への広がりを演出するため、屋根を8寸勾配とし一般的な住宅に比べ内部空間の拡大を図った。
さらに玄関から中庭、リビングや書斎に至るまで構造材や仕上を内外連続させ、広がりを感じられるよう空間の曖昧さを作り出した。
建物完成時に快適に暮らせることはもとより、そこに住まう家族がこれから先の数十年の長い年月を快適に暮らせるよう設計をすすめた。
撮影の時期には芽吹いていなかった庭の木々が、春になり一斉に緑に彩られるのが楽しみ