建築地:広島県福山市神辺町川北
構造:木造平屋建
敷地面積:302.97㎡(91.64坪)
延床面積:99.27㎡(30.02坪)
作庭:庭屋sora*niwa 髙岡征洋
写真:貝出写真事務所 貝出翔太郎
福山市神辺町のほぼ中心部に位置し、北面には竹の生育する傾斜地、南から南西面は扇状に接する道路に囲まれた敷地
建物外観はシンプルな大小3つの切妻屋根が連なるように構成された屋根形状とし、平面計画は敷地形状にあわせた計画とすることで最大限の空間を得ている
また、前面道路は時間帯によって通学のための児童学生達が多く往来する場所であったため、南面には板塀を配しプライバシーに配慮した庭を確保している
リビングは全面を勾配天井とし埋込水槽のスペースを設置、水替え等のメンテナンスは背面の収納内部から行えるよう計画した
南面の開口部は木製サッシ内側に2枚引込可能な障子を設け、やわらかな光を部屋の中へと取り入れている
その開口からは庭木の緑や隣家に咲く桜の姿が楽しめる家となった