福山市北部エリアにある小規模開発による分譲地内での平屋の計画
分譲地内に目を向けると新築住宅の立ち並ぶ街区になるが、西側に目を向ければ遠く山々や田畑など長閑な田園風景を望むことのできる敷地であった
2022年の法改正により市街化調整区域内での建築許可難易度が格段にあがったことにより、この長閑な田園風景が永劫変わらずその姿を残し続けてくれる
駅家の平屋はその山々に対峙するように構えつつ、分譲地内の新築住宅とは正対させず視線の抜けを最大化できる角度を探った
そうしてできたアウトラインの中に暮らしを紡ぎあわせた
カタチとなった住まいはひっそりと佇み長閑な田園風景と共に在り続けることを願う